villa PINZA
Akiya



pinzaブランドの葉山基地villa pinza 

元々は彫刻家脇田愛二郎氏のアトリエだった建物をリノベーションした物件、
既にモダン建築パキパキの建物に仕上がっている。
滑O搆デザインはガーデナーではまとめることができないという事で私にお声がかかった
花と野菜と照明、そしてここでしかないもの

早速私の中に脇田愛二郎氏の魂が宿った。
momaにも卸している彼の作品の一つであるローテーブルから植物を誘引させるフェンス
デザインを決定した

内側より柔らかい光で植物をてらし光の壁を作った。 フェンストップレベルをテラスへ
降り立つ階段手摺ラインにあわせて緩やかなスロープで道路側に落ちるGLから離れていく
広がり感は遠近を更に深く見せてくれる

建物側にあるキッチン窓はエントランステラスと共有でき朝食等をオープンキッチンで
楽しむにはもってこいである。オーナーもかなりお気に入りで使用しているそうだ、
ここからは富士山も望むことができ借景にも十分である。壁面には換気口やら配水管等目
には入れたくないものがごちゃごちゃと存在しているのを入口の天井レベルに合わせて
誘引トラスを出した。屋上からブーゲンビリア、床からコンテナでぶどうを植えて飾る

夜になれば壁面と建物側両サイドより演出された光の花はオーナーもかなりのお気に入りで
ちょっと外出する時もここだけは灯りを落とさずにしタクシーで帰ってくる時に出迎えてく
れる灯り達を楽しんでいるというのだからうれしいばかりだ



東側からテラスに降りる部分にも小さな花壇がある。ここは道路に面しており通行人からの目も楽しませてあげれるようにアーチの影を建物の広い面
いっぱいに落ちるように設定。また両面から見ても飽きない前後に出入りするフェンスを施して植物達を絡ませる



脇田氏の彫刻の中でも特に有名なのがフェニックス、海側テラスのメインになる空間には花のフェニックスタワーを。

ライトアップも幻想的な影を落としてくれた




なんと贅沢な寝室なんだろうか、リビングもありなんとテラスとレベルだけでなく床材迄
ライムストーンで統一している、普通では行わない施工であるが、オーナーが起きたその
まま裸足でテラスに出て海を眺めたいという要望で決定したそうだ。

張り出した部分にはガゼボもあり、そこもリビングの一部だと解釈、ならば部屋のコーナー
を閉めるという意味で隅の柱3本だけにブラケットライトをつけて光で空間の仕切りを作った。
うまい具合に中と外と一体感が生まれた

 


西側階段よりテラスに向うエリアはまるで光のプールに一段一段踏み入れて行くようなイメージで演出
エントランスは地面は暗めに設定しここでは一気に明るく変化をつけた。花壇に植えられている植物も野菜中心になってくる、間接照明も手法として
嫌いではないが光を花にたとえてあえて光源を見せる方向でまとめてみた。球体の配置リズムが程よく天使達が舞っているようでもある誘引フェンス
にもっと成長してくれば緑も照らされ光の色にも変化が着く。収穫の頃には光の色も豊かになっている事であろう




ここのエリアは他にも有名な建築があり、ちょっとした観光スポットにもなっているようで良く観光客が見物がてら歩いている、この物件も知らない人が”中見れますか?”とドアをノックしてくるらしい。
昼と夜両方楽しめる建築としてこの地に新たに仲間入りしたという事でみなさん是非見物に来て下さい

 

 

 


2011年現在の風景




植栽もやらせて頂き千葉、九州、沖縄と南洋花をテーマに密度の濃い表現になりました



物件住所:神奈川県横須賀市秋谷4540